太陽光発電

日本の太陽光発電市場は2012年にスタートしたFIT制度(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)を起爆剤として急激に拡大しました。 既に導入量は4800万kW(2018年末時点)を超え、中国・アメリカに次ぐ太陽光発電大国となっています。まだ運転開始にいたっていない未稼働案件を含めるとFIT認定量は6400万kWをはるかに超えます。
6400万kWとは国が長期エネルギー需給見通しで示した2030年における太陽光発電の想定導入量となります。再生可能エネルギーの大量導入を促進するというFIT制度の所期の目的を、こと太陽光発電に関しては既に達成しているといっていいでしょう。

「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」は、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度です。
電力会社が買い取る費用の一部を電気をご利用の皆様から賦課金という形で集め、今はまだコストの高い再生可能エネルギーの導入を支えていきます。この制度により、発電設備の高い建設コストも回収の見通しが立ちやすくなり、より普及が進みます。
　　　　　「経済産業省 資源エネルギー庁」https://www.enecho.meti.go.jp/